置いておいて

オタクの雑記です

「あした世界が終わるとしても」のレビュー

「あした世界が終わるとしても」を観たので感想を書きます!嘘のネタバレと本当のネタバレを含みます!ネガティブな感想です!!

以下ほとんど嘘なのですが、この映画はTVアニメ「あした世界が〜」2クール25話を約90分に再構成した総集編です。

ざっくりどういう物語か知りたいだけならこれで充分です。ただ、真と琴莉、ジンとコトコの幼少期やミコとリコの関係を深掘りしているTV版の方が圧倒的に感動できるので観る余裕があればそちらをお勧めします。

リコの初期化シーンはTV版24話(サブタイ【イニシャライズ】←ダブルミーニングで熱い)に収録されていますが、この時に流れるリコのキャラソン「sister」が素晴らしく、涙なしでは観られません。

非常に残念だったのは上記のキャラソンだけでなく、TV版で評価の高かった2クール目のEDや1クール目のOPも一切使わなかったところです。
また、21話でジンがスタイリッシュに戦うシーンがカットされてしまいました。パルクールのような動きを取り入れつつ一人称視点と三人称視点、スローモーションと等速を巧みに切り替える演出は非常に画面映えしていたので、観られなかったのは残念です(本筋には絡まない部分なので仕方ありませんが)。

余談ですがここまでほぼ全部嘘(リコの初期化シーンがあるのだけは本当)です。

これ2クールでやったらそれなりに面白かった可能性はあるなという気持ちだけで書きました。マジで俺の93分返せよ。
本当に総集編かと思った。真剣にTV版を探しました。もちろん存在しない。
もしかしてあいみょんのプロモーション用に作った?
でも3DCGのクオリティは高いし、映像は綺麗でした。戦闘シーンとかもキャラが格好良く動くし。棒読みの俳優さんじゃなくてしっかり声優さん起用してるし。そういうところは良かったです。

誰か面白いアニメ映画教えてください。