置いておいて

オタクの雑記です

最近アプリで読んでる漫画

  • 本当に惰性で読んでるタイトルは省略
  • 特に楽しんでいるものには末尾に☆マーク
  • 順番はランダム

コミックDays

  • エロチカの星 ☆
  • 税金で買った本 ☆
  • 焼いてるふたり ☆
  • 変身人間ちえ
  • 平和の国の島崎へ
  • クジャクのダンス、誰が見た?
  • スキップとローファー
  • R15+じゃだめですか
  • マタギガンナー
  • スルーロマンス
  • 離婚しない男
  • あらくれお嬢様はもんもんしている
  • おとなりに銀河

マガポケ

  • カイジ
  • 薫る花は凛と咲く
  • 追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフ謳歌する
  • 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
  • 濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記
  • 犬になったら好きな人に拾われた。
  • イジらないで、長瀞さん
  • ダメスキル【自動機能】が覚醒しました
  • シャングリラ・フロンティア

サイコミ

  • 剣に焦ぐ ☆
  • 終の退魔師
  • 黒影のジャンク

サンデーうぇぶり

マンガワン

  • あくたの死に際 ☆
  • 裏バイト:逃亡禁止 ☆
  • 寿エンパイア
  • つれない彼女のひとりじめ
  • 血と灰の女王
  • 僕の魔女についての備忘録
  • 青のオーケストラ
  • アフターゴッド
  • 異世界ありがとう
  • ウェルベルム-言葉の戦争-
  • 姫様はおあずけです
  • ペルソナ5
  • 最強女師匠達が育成方針を巡って修羅場

ジャンプ+

計45タイトル‪?最新話を読んでて更新待ちの作品もあるけども。アプリで読んでなくて単行本買ってるのも合わせると、意外にたくさん漫画を読んでいることが分かりました。

こうやって分類すると各アプリごとに特色があって面白い。そんだけなんですけども。

短歌集買ったので短歌を詠んだ

つい最近とあるきっかけで短歌集を買ったんですけど、結構自由なんですね。単語とか文節の途中で57577を区切るし。というわけで僕も短歌を考えました。

新しく買った歯ブラシが硬くて僕の歯茎はズタズタになる

痛すぎ

星のない夜に浮かんだ満月が穴から差し込む光みたいだ

世界という箱の中に閉じ込められてんだよな俺たちはよ

友達とお酒を飲んでいる時は声がとてつもなくデカくなる

これ早く直さないと友達いなくなっちゃう

春物を買ってもすぐに夏が来て次の春にはもう古い服

これ嫌すぎ

プレゼントを選ぶ時の嬉しさも一緒に渡したいなと思う

あの時くらいの感情でずっと生きてたい。

総柄のゴッホが沢山描かれたシャツはすぐに捨ててしまった

生地が安っぽくて結構キモかった。なんで買おうと思ったの
https://zozo.jp/?c=gr&did=84837109

初夏の匂いがドアの隙間から入ってくることに気付いた休み

この日は妙に良かった

「夕暮れの」から歌を詠みたくて色々考えたけど全部カス

しゃらくさいスタートを切ると良くない

高校の時好きだった女の子のことを思い出し風呂で泣く

本当にこんな大人にはなりたくなかった

人肌に温まったタブレットを腕枕して恋人気分

お先真っ暗

雨の夜はなんとなく落ち着くけど妙に泣きそうになるのは何故

情緒不安定?

おしぼりで顔を拭いてるおじさんとハンカチで首を拭いてる僕

もっと豪快に生きたい

現実をふわふわの素材にしたいなどと甘いことを考える

疲れてる?

ふわふわの夢が見たくてわたあめ機の中に頭をいれて眠る

フィクション

春めいた上野の高架下に座しコーヒーを飲み街を眺める

なんかいい休日。服も売ってるらしい

部屋の壁に吊るしたベルトがよれてる よれてるというか曲がりすぎ

ありえんくらいぐにゃぐにゃになったベルトを買い替えなきゃいけない

右膝を強く打ち付け惨めさと痛みに屈す二重苦の初夏

右足引きずって帰りました

人生に意味はないけど人生は空虚じゃないなとたまに思う

慢性厨二病患者なので

コーギーの尻を撫でたらそれだけで幸せになれそうな気がする

コギケツ撫でたいよ

短歌、おもしろーい。短歌を舐めるな。

短歌集を買ったきっかけについて

オモコロブロスのシャニマス案件記事の中で、ゲスト枠(?)の木下龍也さんが書いてきた七草にちかをイメージした短歌を読んで感服したので。以下元記事
ありえんくらい言語感覚が研ぎ澄まされてるだけではなく、キャラクターの内面を緻密に捉える洞察力、そして美しい瞬間を見逃さない観察力、只者ではない。
自分の感じた物事を具体的に言語化できるというのは、なんだか自由な感じがしてよいですね。上手く言葉にできないとそれだけで少しモヤモヤするので、そういう見えない抑圧から解放されるんじゃないかと思っています。

僕はまだ上手く言葉にできなくてずっとモヤモヤしているのです

サイゼでしこたま飲んで転んでしたたかに膝打って片足引きずって帰った翌日にクソデカい唐揚げをしこたま食べた

てめーら助けろっ 膝が!!膝がオシャカになったっ!!

日記です。
友達とサイゼリヤに行き、3人でワインを4Lくらい飲んで解散しました。会計7500円。この値段で黒字は無理でしょ


飲んでる時は大丈夫だったんですけど解散した後がヤバくて、まず自分がどこの駅で降りるべきか分からないし、自分の体が存在してないみたいな、初めての感覚で戸惑っていました。

気合いで自宅最寄り駅まで辿り着き、何を血迷ったのかエスカレーターを駆け上がってしまいました。(下りじゃなくてちゃんと上りのやつです。まあ逆走じゃなくてもエスカレーターは歩行禁止なのでなんにせよダメな行動ですけども)
運動会のお父さん状態。上半身の勢いに下半身の回転が追い付かず、転倒、右膝を強打し、恥ずかしさから逃げるように駅を出ましたが、限界を迎えすぐに蹲りました。足が痛過ぎて歩くこともままならない。膝の辺りが濡れている感覚があって、これはもう完全にやっちゃったねと思いながらカーゴパンツを捲り上げると、血だらけでした。情けなさ過ぎる。

酔っ払いのお兄さんがニコニコしながら「どうしたの笑」と話しかけてきて、ゲイかただの良い人かどっちだろうと思いつつテキトーにあしらい、気合いで立ち上がって歩き出すのですが、いかんせん右足がまともに動かせない。たまたま持っていた傘を杖代わりにして帰ったのですが、冷静に思い返すと右足を怪我したのに左側に傘をついていたのでなんの意味もなかったのではないでしょうか。


翌日は以前から友達と予定していた唐揚げパーティーが控えており、とはいえ事情を説明しても事の悲惨さが伝わる気がせず、行って見せるしかないと思い友人の家へ。

爆笑されました。こっちは真剣なんだよ。爆笑ついでにロキソニンテープを貰ったので貼りましたが、全く痛みが引かない。お皿割れてる?

そしてクソデカ唐揚げと鶏1羽の唐揚げ。

4人(内1名二日酔い)で食う量じゃない
しかし比較対象がないと大きさが分かりづらいですね‪。
この画像ですでに米1kgあるのですが、さらに米3合炊いてありました。
唐揚げは衣がザックザクのタイプで、しっかり下味が付いていて普通に美味しかったです。お米も美味しい。1羽丸々の唐揚げはノーマル唐揚げを食べ切った後に解体したので、気持ち悪くて一口しか食べられませんでした。しばらく揚げ物は食いたくないなと思いつつ、その日の夜にはもう唐揚げを食べたくなっていました。

膝の様子を心配した友達に自宅まで車で送ってもらい(優しい)、その後膝が痛過ぎて家のことを何もできないまま週末が終末。


病院に行ってレントゲンを撮ってもらったところ「お皿ね、これ。後ろと、横と、前から。これね、綺麗だね。折れてないよ」とのこと。医者、ありがとなでございます‪…‬‪…‬ちゅ。
しかし膝を少し曲げるだけで狂うほど痛かったのはなんだったのか。

料理するにもちょっと歩いたりするのが痛くて嫌で、ネットスーパーを利用してレンチン米やちょっとした冷食、水などを買ってみました。便利すぎる。もはやちょっと遠くの安いスーパーへ買い出しに行く30分を給料に換算して考えると、ネットスーパーだけで生きていく方がコスパ良いのではないかと思えてきます。圧倒的に楽だし。ひとまず家から出られない時はネットスーパーに限る。これ鉄則。

以上、日記でした。日記でいいのかこれ。

「ファミレスを享受せよ」について(ネタバレなし)

1番好きなファミレスはサイゼリヤです。たまに友達とサイゼで飲み会します。ちなみにサイゼ飲み会後に家で戻したことあります。

今年始まって割とすぐに、Twitterで「ファミレスを享受せよ」というフリーゲームがバズっていました。その後も何度かバズってましたね。
気になりつつもしばらく放置していて、ちょうどGWで時間もあるしやってみるかとようやくプレイしたところ、あまりにも良質な静謐さによって身体が勝手にchill outしてしまい、微睡むような感覚を覚えつつ2〜3時間程度でクリアしました。プレイ後には、穏やかな夢を見た後の目覚めみたいな、心地よい名残惜しさを感じられます。これはしゃらくさい感想。友達に説明する時は「激エモ!!鬼チル!!しっこ漏らすレベルで良いから、絶対やって!!」になります。

めちゃ良い。作者が紹介する「影響を受けた作品」に「少女⭐︎歌劇 レヴュースタァライト」および「パーム・スプリングス」が挙げられているのを見て納得しました。両方好きな作品ですが、特にプレイ後のふわっとした悲しいような嬉しいような開放感がパーム・スプリングスを観た後の感覚に似ていたので。以下、そのことについて記載されているゲーム制作の裏話的な記事です。※ネタバレあり

本ゲームの舞台はファミレスですが、ただのファミレスではなく「永遠のファミレス」です。主人公はムーンパレスというファミレスに迷い込み、そこですでに途方もない時間を過ごしている住人たちと出会います。皆どこか枯れたような雰囲気を纏っており、諦念のような妙な落ち着きを感じさせる目をしています。
ムーンパレスの住人達と会話をしながら脱出の手がかりを探すことになるのですが、その中で各々の不思議なパーソナリティも徐々に明らかになっていきます。ストーリーは適度に不穏で適度に優しく、サクッと読めつつもしっかり楽しめます。不穏とは書きましたが、いわゆるジャンプスケアと呼ばれるびっくり要素はないので、そういうのが苦手な人も安心して楽しめます。
何よりもBGMが良すぎるので、まず作者がYouTubeで公開しているものを聴いてみるのも良いかもしれません。 こういうのもチップチューンという括りで良いんですかね。ファミコンとかゲームボーイチックな音でチルめな曲を流されると強制ノスタルジー食らって涙出そうになる。
ネタバレなしとか関係なく、物事に関する解像度が低いので上澄だけ掬ったような感想になってしまいました‪…‪…‬
でもいい作品なのは本当。

ド深夜のファミレスに行きたくなったので、そのうち渋谷のガストに行こうと思います。サイゼリヤはどこも朝までやってないようなので。

予定と習慣

気付いたらスマホいじって1時間くらい経ってる皆さん。

最近、予定を立てると行動を起こせることに気付き、23時ごろに翌日の予定を立ててから寝るようにしています。 1つの行動に何分必要かざっくり決めておいて、パズルのように予定を組み立てます。洗濯機は回している間に食事の用意やお掃除などが差し込めますし、風呂掃除なら栓を抜いて水が抜けるまでにゴミ捨てに行ったりできるので、その辺の計画が地味に楽しいです。
日々のすべきことについては動き出すまでが億劫でしたが、意外にも計画通り行動するのが楽しいので割ときびきび動けるようになってきました。あとは多分、作業にかかる時間が見えるようになったことも重要で、「洗い物、この量なら5分で終わるしやるか」という考え方になりました。これまでは「洗い物面倒だな、後でいいか」だったんですが、今は「まあ5分程度ならやるか」と思えます。
予定を立てる手段も、スマホがあればメモアプリに書き込むだけなので手軽です。
そうして家事などのやるべきことをさくさく終わらせると、割と時間が余るので何か自分のためになりそうなことをやってみようかと思うようになりました。意識高い系みたいですね。本当に些細なことですが、健康のために緩い筋トレとか、仕事のために技術書読んだりとか。
ただ、実際他にもやりたいことはあるわけで、誘惑が多いんですよね。なので、まずはカスみたいな目標を立てて、それを習慣化することにしました。1日5回スクワットするとか、1日に1回本を開くとか。そしたら残りの時間は趣味とか暇つぶしに充てると。
しょぼすぎて余裕でこなせるようになってくると、もはや物足りなくなるので、ノルマをほんの少し増やします。これを続けるといつの間にかしっかり時間をとって筋トレしたり読書したりするようになるってわけ。ちなみに筋トレに関しては徐々に負荷を上げながら半年以上続いており、今ではスクワット以外もやっています。ここで調子に乗ってノルマを増やしすぎるとすぐ嫌になるので、カスみたいなペースでノルマを増やしていくのがコツです。物足りない気持ちがあれば次に繋がりますし。
なお、読書は最近始めたのでまだ習慣化できていません。
そういう、漠然と自分のためになりこうなことが分かっている習慣をこれからじわじわ増やしていこうと思います。

サイバーパンク エッジランナーズの感想※ネタバレ有

サイバーパンクって何故こうも心惹かれるんですかね。

最近Netflixと契約を交わし、ようやくサイバーパンク エッジランナーズを観たので、感想を。
この記事では結構批判的なことを述べるつもりです。先に述べるべき結論として、僕はサイバーパンク エッジランナーズ(以後CEと記載)の脚本があまり好きじゃない。でも魅力のある作品なので、好きな部分についてもしっかり述べるつもりです。
※タイトルにも記載していますが思いっきりネタバレします


まず主張したいのが、僕はCEの終わり方をバッドエンドだと思っています。僕の考えているバッドエンドの定義は、メインキャラ(主に主人公)の得たものよりも失ったものの方が多い状態で話が終わることです。
得たものと失ったものの詳細については、単純に命や手足などの明示的なものと、トラウマの払拭や人間関係、意志などの暗示的なものがあると考えています。僕個人の価値観だけではなく主人公の価値観を考慮に入れて得失の計算をする場合もあり、それなりにブレる基準ではあります。
CEで主人公=デイビッドが失ったものはいくつもあると思っています。家族、普通に就職していたかもしれない未来、仲間5人の命、人間性、命(生身の体に関しては交換してナンボみたいなところがあるので一応ノーカウントとします)。そして最終的に得たのは仲間2人(内1人恋人)の命。そもそもこの物語でデイビッドが最終目標にしていたのってなんだっけという話になりますが、僕はルーシーと2人で月に行くことだと考えていました。でもデイビッドはメインの意思を継ぐことに執心していたような気がしていて、それについて納得のいく説明がなされていなかったように思えます。結構な人数のキャラがいて、この世界観の中で10話だけでそれぞれの関係を掘り下げて話を畳むって至難の業だと思うので、仕方のないことではあるのですが、デイビッドの心情や行動にあまり説得力を感じませんでした。共感できなかったというか。
だから本当にデイビッドが選ぶべきだったのは正気を失くしてまで身体を強化することじゃなくて、無理のない範囲で仕事を淡々とこなしながら月に行くための貯金をして、ルーシーと2人で月に行くことだったんじゃないかなと思ってしまい、どうしてもデイビッドの選択では失ったものの方が多過ぎるような印象を受けてしまいました。アニメとして後者の方が明らかに盛り上がらない気はしますが、だからこそ、お話の盛り上がりを優先し過ぎてデイビッドの行動原理に説得力がなくなっちゃったんじゃないの〜?と思っています。あとなんならルーシーはもはや月に行くとかにこだわってなくて、デイビッドが生きていることの方が圧倒的に大事だったと思うので、そういう2人のすれ違いが解消しないまま終わったのも嫌だなあと。

なおかつデイビッドは他者の思惑に操られまくった結果おかしくなるまでサイバーウェアをインストールする羽目になっており、最終的に殺されています。ただ、普通に生きていたとしてもサイバースケルトン適合者としての素質があるのでどう足掻いても巻き込まれていた可能性は高いと思いますが‪…‬‪…‬。

改めてCEがバッドエンドという話ですが、上記の通り普通に生きていてもバッドエンドに向かってそうというか、その点まだ自分で結末を選んだようには見えるのですが、それにしてはデイビッドの死に他者の意思が介在し過ぎている感が拭えず、自分で選んでサイバースケルトンをインストールしてルーシー(とファルコ)を助けて死んだというよりは、そういう結末に追い詰められてしまったという印象が強く(しかもレベッカも殺されますし)、流されたり巻き込まれたりした末の結果に見えてしまいました。悲しい話や破滅に向かう話は嫌いじゃないしむしろ好きなんですけど、デイビッドが色々なものに振り回されすぎているように見えるのが嫌な部分だったのだと思います。
ここまで述べた、CEのここが嫌だったなというポイントをまとめてみます。

  • デイビッドが得たものより失ったものの方が多いと感じたこと
  • デイビッドの行動原理に納得できなかったこと
  • デイビッドの行動に、本人の意思より他者の意思や思惑が介在し過ぎ、流された/巻き込まれた ように見えること
  • 上記の理由から、カタルシスが感じられないこと
  • レベッカが死んだこと

ここから、CEの良かったところを述べていきます。
まずはレベッカがマジで良いキャラということです。キャラデザがいい、可愛い、仲間を大事にする、(デイビッドを最後まで支えるレベルで)面倒見がいい、黒沢ともよさんの演技が死ぬほど上手い、といった特徴があります。この子は本当に最後まで面倒見が良く、妹ですが兄・姉ポジションの両キャラでした。もはやレベッカを見るためにCEを観ていたのかもしれない。ていうかキャラは全員良かったけど、個人的にはレベッカが頭ひとつ抜けていました。ちょっと贔屓されていたのではないかと思うレベルで活躍していた気がします。

作画良かったですね、個人的に好きなのはサンデヴィスタン使用時の演出です。
さすがTRIGGERさんです、エログロなのにエログロじゃないという矛盾。嫌さがないというか、独特なデフォルメでエロさグロさが楽しさとか妙な爽快感に変換されるような印象を受けました。悲劇的な脚本と相反する喜劇的な作画だったように思えますし、そういう部分での違和感に気持ちよさを覚える人もいただろうなと思います。音楽で例えると長調でハッピーなメロディなのに歌詞はバッド入ってるみたいな。
ただ僕は「TRIGGERは喜劇を作る」という先入観を持って観てしまっていたところがあり、そのせいで脚本を受け入れられなかったのかなと考えています。ただCEは原作側からの依頼ありきで脚本の大筋が用意されているだろうし、仕方のないことかもしれませんね。

音楽も良かったです。OPが特にお気に入りです。


今更ながらOP/EDの歌詞を調べてみたところ2曲とも結構ネガティブな内容だったので、そこからも色々推察できそうでしたね。
あとは原作未プレイということもあり、何も知らない状態スタートだったのも良くなかったかもしれません。感じ方が変わるかもしれないですし、機会があればプレイしてみようと思います。

批判的な内容の方が多くなってしまいました。ただ、自分がどういうお話を好まないのか考えられたのは良かったかなと思います。もう少し掘り下げられたらもっと良かったですが、また別の機会に考えてみることにします。

とあるスピーチの日本語訳を読んだ感想・思考整理メモ

最近「これは水です」という、大学の卒業スピーチの日本語訳がTwitterでバズっていました。読みました。
このスピーチでは、今の僕が想像する「善い生き方の理想形」について述べているように感じられ、僕なりの解釈をまとめる必要があると思いました。どうでも良いこともまとめて、この文章をほぼ整理せずに出力しています。「この時の俺はこんなことを瞬発的に考える人間だったんだな」というのが後で顧みられると良いなと思います。でも、過去の自分キモいなと思いながら生きてるので、これを読み返したらやはりキモいと感じる気がします。ただ、そのキモさからまた自分を変容させるきっかけを得ることができる気もしています。
「これは水です」を読んだ時、僕は色んなことを感じました。その日のうちに3回読み、反芻しました。
たとえ僕の解釈が浅慮だったり稚拙だったりしても、それはそれで良いです。僕が訳文から感じた「良さ」をひとまず頭から出してみて、まとまりのない思考の断片をそれらしく組み立てて成形してやることが大事だと思っています。そうすることでひとまず僕なりの解釈で「これは水です」から感じた「良い考え方」を自分に取り入れて、僕の生活を(少しでも)良くすることができそうな気がしているからです。

なお、全然関係ありませんが先日カクヨムで読んだモキュメンタリーホラーが怖すぎて寝付けず、これを編集している本日は4:30〜8:00しか寝ていません。頭がふわふわしている時に頭を使うべきではないというのは自明な気もしますが、なるべく鮮度良くまとめておきたいという思いもあり今ポチポチやっています。


スピーチ冒頭に出てくる若い魚にとっての「水」は言い得て妙、的確な表現だなと思いました。他にこのスピーチで伝えたいことを上手くまとめるための前置きはないのではないかとすら思ってしまいます。若い魚は水の中を泳いでいることを認知していません。水の中にいるのがデフォルトなので。このスピーチでは、「水」をメタ的な視点で認知し続けることが、「自由」に生きることに繋がると話しています。多分。

このスピーチで用いられる「車でスーパーに寄る話」には身に覚えがあって、僕は僕の行く手を阻むかのようにゆっくり僕の前を歩く人が苦手で、たまにイライラしてしまいます。そのイライラには、僕の前を歩くの人の事情など一切関係ありません。イライラしている僕の認知している範囲は、僕が見聞きしているものだけだからです。そしてその認知の範囲はデフォルトでそのように設定されていることが、スピーチで語られています。スピーチで表現されている「自由」とは、デフォルトで設定されている認知の範囲から脱却し、他者の事情や境遇や価値観を慮ることによって得られるものであるとされています。僕の前を歩く人は脚の病気や怪我をしているかもしれないし、もしかすると昨日ペットが亡くなってしまって足取りが重いのかもしれません。そう考えれば「そりゃしょうがないわ」と、僕はイライラから解放されます。自由です。このスピーチでは道徳的に他者を労われとかそういった話をしているわけではなく、認知を広げることによって、今までの狭い認知の中で発生していた自分自身を抑圧するような感情から自分を解放して、自由に生きようと述べていると感じました。

僕は今まで、なるべく自分の感情に自覚的に生活してきたつもりです。
嫌な気持ちになるのは、自分で自分を嫌な気持ちに向かわせていることが大半で、前をゆっくり歩く人にイライラするというのはまさにそういうことです。

僕は自分が水の中にいるのを忘れてしまうことが多々あります。デフォルト設定らしいですから仕方ないかもしれませんね。
もしこれを読んでいる人がいたら、僕らはお互いに水の中にいることを、時々でも、思い出しましょう。多分その方が楽しいだろうし。