置いておいて

オタクの雑記です

短歌集買ったので短歌を詠んだ

つい最近とあるきっかけで短歌集を買ったんですけど、結構自由なんですね。単語とか文節の途中で57577を区切るし。というわけで僕も短歌を考えました。

新しく買った歯ブラシが硬くて僕の歯茎はズタズタになる

痛すぎ

星のない夜に浮かんだ満月が穴から差し込む光みたいだ

世界という箱の中に閉じ込められてんだよな俺たちはよ

友達とお酒を飲んでいる時は声がとてつもなくデカくなる

これ早く直さないと友達いなくなっちゃう

春物を買ってもすぐに夏が来て次の春にはもう古い服

これ嫌すぎ

プレゼントを選ぶ時の嬉しさも一緒に渡したいなと思う

あの時くらいの感情でずっと生きてたい。

総柄のゴッホが沢山描かれたシャツはすぐに捨ててしまった

生地が安っぽくて結構キモかった。なんで買おうと思ったの
https://zozo.jp/?c=gr&did=84837109

初夏の匂いがドアの隙間から入ってくることに気付いた休み

この日は妙に良かった

「夕暮れの」から歌を詠みたくて色々考えたけど全部カス

しゃらくさいスタートを切ると良くない

高校の時好きだった女の子のことを思い出し風呂で泣く

本当にこんな大人にはなりたくなかった

人肌に温まったタブレットを腕枕して恋人気分

お先真っ暗

雨の夜はなんとなく落ち着くけど妙に泣きそうになるのは何故

情緒不安定?

おしぼりで顔を拭いてるおじさんとハンカチで首を拭いてる僕

もっと豪快に生きたい

現実をふわふわの素材にしたいなどと甘いことを考える

疲れてる?

ふわふわの夢が見たくてわたあめ機の中に頭をいれて眠る

フィクション

春めいた上野の高架下に座しコーヒーを飲み街を眺める

なんかいい休日。服も売ってるらしい

部屋の壁に吊るしたベルトがよれてる よれてるというか曲がりすぎ

ありえんくらいぐにゃぐにゃになったベルトを買い替えなきゃいけない

右膝を強く打ち付け惨めさと痛みに屈す二重苦の初夏

右足引きずって帰りました

人生に意味はないけど人生は空虚じゃないなとたまに思う

慢性厨二病患者なので

コーギーの尻を撫でたらそれだけで幸せになれそうな気がする

コギケツ撫でたいよ

短歌、おもしろーい。短歌を舐めるな。

短歌集を買ったきっかけについて

オモコロブロスのシャニマス案件記事の中で、ゲスト枠(?)の木下龍也さんが書いてきた七草にちかをイメージした短歌を読んで感服したので。以下元記事
ありえんくらい言語感覚が研ぎ澄まされてるだけではなく、キャラクターの内面を緻密に捉える洞察力、そして美しい瞬間を見逃さない観察力、只者ではない。
自分の感じた物事を具体的に言語化できるというのは、なんだか自由な感じがしてよいですね。上手く言葉にできないとそれだけで少しモヤモヤするので、そういう見えない抑圧から解放されるんじゃないかと思っています。

僕はまだ上手く言葉にできなくてずっとモヤモヤしているのです