置いておいて

オタクの雑記です

供給過多

最近、良い感じのコンテンツが次から次へと出てくるので感想などをブログに書きたいのですが、あまりにも供給量が多過ぎて消化するので精一杯になっています。自分に合うコンテンツだけを抽出する能力が欲しい。

ひとまず、この記事で最近特に良かった物事(ブログに書けていないもの)を少しだけ整理しておこうと思います。忘れちゃうので。

ドキドキ文芸部プラス!

「ドキドキ文芸部!(原題:Doki Doki Literature Club! 以後DDLCと表記)」というフリーゲームに新要素などを加えた有料のリマスター版で、恋愛シミュレーションゲーム風のホラーゲームです。

DDLC自体は2022年の夏頃にプレイして、かなり楽しめましたが記事を1つ書こうと思うほどの衝撃はありませんでした。

ただこのゲーム自体は気に入っていたので、追加コンテンツが楽しめるという「プラス!」の方も気になっており、2023年7月にようやくプレイしたところ、追加要素のシナリオがあまりにも良すぎて例によってちょっと狂ってしまいました。泣いた。


出会って4光年で合体

6月頃にTwitterでバズったR18漫画です。こういうの見つけてくる人マジで凄いと思う。試し読みできる冒頭部分のふざけた昔話(?)から徐々に壮大な物語へと展開していきます。

そもそも400ページ近い大作ですが、文字の量が多いため普通の漫画単行本にしたら5〜7巻分くらいの情報量はあると思います。この漫画はとても良かった。
巧みな漫画表現を楽しみながら、エロとコメディと感動をバランスよく味わえる名作です。「今読んでいる部分」と「既知の情報」が接続・連鎖反応する気持ちよさを大事にされているのか、セルフオマージュやネットミームを駆使するなどの工夫を凝らし、潜ませた設定を回収し、特に後半は畳み掛けるように快感ポイントで攻め立ててきます。

作者の「太ったおばさん」さん(さんさん☀️)がpixivで公開している「コドモドラゴン」などは全年齢向けの漫画なので、露骨な性描写に抵抗がある人は「コドモドラゴン」からこの人の特徴を感じると良いかもしれません。

あと、「光年は距離の単位だから」という指摘は本当に無粋なので、その言葉は胸に秘めて読んでください。早くもう一回読みたい。泣いた。


隣のお姉さんが好き

2023年7月現在アニメ放送中の「好きな子がめがねを忘れた」の原作を連載している藤近小梅さんがヤングチャンピオンで連載している漫画です。
読者目線ではニヤニヤするけど主人公目線だとモヤモヤする不思議な温度差の漫画だと思います。甘しょっぱいもの食べた時の味覚の盲点を突かれたような、変な感覚になります。泣いてない。


砂の都

ありがとう、町田洋。ありがとう、砂の都。

ていうかいつ出たんだよ言ってよそういうのはマジでさ!告知してよ!!!町田さんがSNSのアカウントを持っていないので情報が入ってこず、最近ネットで全部買ってしまうこともあり全く気付きませんでした。

1巻に連続して同じ人物が出てくる町田作品は初めてかもしれません。「惑星9の休日」は世界観が共通していましたが毎話主人公が交代する短編集でしたし。

「砂の都」は、砂漠を移動する不思議な街を舞台にして、そこに生きる人々を描いたお話です。相変わらず面白い世界観の話を描く人。

人におすすめするかと訊かれたらそうでもない気がしますが、町田洋さんのファンなので僕は。泣いてない。



まずはDDLCから感想を書きたい。