置いておいて

オタクの雑記です

一人暮らしを始めた男はなぜチャーシューを作るのか

偏見ですね。少なくとも俺はチャーシューを作りました。

煮卵(正確には麻薬卵)を作る際にできたタレを何に流用するか考えた結果、3秒くらいで「チャーシューだな」と思い至り、在宅勤務のアドバンテージをフルに活かした「お昼休みにお買い物」を実行しました。
豚バラブロックを600g買って帰り、意気揚々とチャーシューの仕込みを始めたところ、凧糸がないことに気付きましたがそのまま進めることに。

出来栄えはいい感じに見えたのですが、脂がエグすぎて胃もたれ通り越して目眩しました。チャーシューの凧糸って煮崩れ防止のために巻くのかと思ってたんですけど、比重としては豚肉から脂を搾り出すという理由が大きいっぽいですね。本当に次回から気をつけようと思いました。
あと多分最初に茹でる工程を省いたのも良くなかった気がします。勘で作ったから仕方ない。
なお、葱姜蒜醤をかけて食べたらご飯が一瞬でなくなるしビールは飲みたくなるし危険な食べ物になってしまいました。葱姜蒜醤は何にでも使えるのでおすすめ。

まだまだ余っていた麻薬卵のタレは冷奴にかけたりご飯に直でかけたりしたらなかなか美味しかったです。
料理の楽しさってこういう連鎖反応的なところにもあるなと思いました。

最近オタクコンテンツについて書いてないので次はそっち方面の記事を上げたい。

家に計量器が2つある

正確にはもう1つ届いてしまう(キャンセルできない)。
最近Amazonで安い計量器(クッキングスケール)を買いました。買って翌日には紛失しました。同じ場所含め、家中を何度か探したのですが全く見当たらず、ひとまず諦めて3日くらい経ったところで計量器が必要に。そんなに高いものでもなかったし、諦めてViewカードで貯めたJREポイントを使ってタニタの計量器を注文してしまいました。注文した1時間後とかでしょうか、普通にキッチンの引き出しから見つからなかったはずの計量器が。なんらかの妖怪の仕業でしょこれは。そして、JREポイントで注文した商品のキャンセルは出来ないのです。キレそう。

ほんとそれだけなんですけど1回のツイートに収まらないのでわざわざブログに書きました。以上。

一人で暮らす

所用で実家に帰ってきたら暇つぶしの道具無くて暇すぎるのでブログ更新します。

最近一人暮らしを始めました。知人にそのことを伝えたら大抵最初に「何で?」と訊かれます。何で???何でとは????
何でも何も特に理由はないので「なんとなく‪…‬」と答えていますが、強いて言えば自室が狭いと感じるようになったからでしょうか。あと生活能力を向上させたかった。追い込まれないと何もしないタイプなので。
実家では母が家事全般を担ってくれていたおかげで、洗濯機の使い方も知らぬまま大人になってしまいました。それで特に困ったことはありませんでしたが、なんとなくそういった「生活に必要な能力」を身に付けたいなと思うようになったこともあり、ソロ活動を始めることといたしました。

一人暮らしを始めて分かったことは、在宅勤務じゃないと無理ってことです。一人暮らしで出勤もしてる人達偉すぎ。俺なら死ぬ。少なくとも自炊は無理ですね。休日に作り置きするしかない。

ちなみに最初に作った料理は「沼」(「シャイニー薊 沼」で調べると出ますが、10合炊飯器に決まった食材とカレー粉・塩こしょうをぶち込んで炊飯・保温するだけのお手軽料理)です。新居がいきなりカレーの匂いに包まれたので隣人にはカレーを司る精霊が住んでいると思われている可能性があります。
カレー粉を入れずに作って後から自分で味付けするということができるのに気付いたので、今後はそうします。沼を作ろうと思っていて、PFCバランスを特に気にしない人はそれでいいと思います。

一人暮らしを始めて最初の外食はマックです。2回目の外食は二郎系。不健康という概念を食ってる。流石にお店に失礼か。美味しかったです。

ここまでの気付きは、初めての一人暮らしにおいて初日から自炊をするのは想像より難しかったということです。最初は諦めて菓子パンとかで済ませました。
意外に用意していないものが多いというか、現地調達すればいいかという考えだったので、食器はないし油とか調味料もないし、荷解きに時間を取られて何もできませんでした。俺は無力だ‪…‬‪…‬
実際、最も必要なのは調理環境ではなく寝る場所です。次に入浴セットと洗濯環境。飯はいざとなったらコンビニで買えるので。風呂や洗濯も金で解決できますが、近くに銭湯やコインランドリーがない可能性があります(コインランドリーはどこにでもある?)。

もう1つ気付いたのが、生活をアップデートしていくのが楽しいということ。意識高い系の人みたい。
例えばバスマット、最初はフェイスタオルを畳んで床に置いて使ってたんですが、ニトリで頼んだ珪藻土のやつが来てから圧倒的に足を拭く時間が短くなりました。一瞬で吸い取るじゃん。一回アスベスト混入しててリコール騒動とかありましたけど、流石に今公式で売ってるやつは大丈夫だよね‪…‬‪…‬??
QOLを上げたいという記事でも少し述べましたが、煩わしい作業が減るのはとても良い。生活の不自由さに感じていたフラストレーションから解放される瞬間は結構快感があります。一種のカタルシスですかね。
飯作りすぎたらタッパーに詰めたいし、冷めたご飯は電子レンジで温めたい。飯食う時は仕事用のデスクじゃなくて別のテーブルで食べたいし、ベッドの上はいつもすぐ寝られるように物が乗ってない方がいいので物置く用の台が欲しい。
そんな感じで、コツコツと生活を効率化していく作業がゲームみたいで楽しい。というかゲームより楽しい。実生活が変わってますし。
ただ金はかかりますね。普通にクレジットカード70万くらい使ってたので笑いながら限度額引き上げの申請しました。エグいて〜

生活基盤が完全に整うまでブログもTwitterもあまり触る時間がなさそうですが、ゆるゆる頑張っていこうと思います。

QOLを上げたい

最近、机にくっつけるドリンクホルダー(ヘッドフォンも掛けられる)を買ったらQOLが爆上がりしました。こういう些細な便利グッズをたくさん買ったらQOLが上がりすぎて大変なことになっちゃうんじゃないかなと思います。馬鹿なので。

ちなみにQOLという言葉は24歳くらいの時に初めて知りました。最初は面食らいましたが、つまり2ch(今は5ch)のまとめとか読んでてよく出てくる「捗る(はかどる)」と似たようなシチュエーションで使う言葉らしい。ふーん、カッケーじゃん、QOL。それから俺は捗らなくなりました。QOLを上げるようになったのです。でも「捗る」なら日本語だし、幾分かニュアンスが伝わり易いと思うんですよね。

どうでもいい話でした。QOLをあげようが捗ろうがなんでもいいんですけど、飲み物を狭いデスクに置いて落ちないように気をつけながら生活を送るとそれだけで脳のリソースちょっと使うので、ドリンクホルダーのありがたみが分かりましたという話です。
そして、そういう細かい煩雑な作業をもっと楽にしたいよねという話です。
そういう「もっと楽にできる煩雑な物事」って、職場だと結構気付くのに家だと全然気付かないことが多いんですけどなんなんですかね。
人生が不自由であることを受け入れすぎている気がします。

コードギアスシリーズの感想

去年コードギアスを初めて全部観ました。総集編の劇場版は観ていませんが、シャーリー生存という情報だけ頭に入れて復活のルルーシュを観ました。
観たのがもう半年くらい前なので記憶が曖昧ですが、色々思ったことを書きます。初っ端からシャーリーの情報に触れていますが、念のため宣言しておくとネタバレあります

テレビ版の感想としては「劇的な終わりだけどなんとなく消化不良」でした。ルルーシュが自分にヘイトを集めてスザクが扮するゼロに殺させる展開は劇的だし良かったけど、C.C.が死にたがってることには何の言及もしないのかと思ったせいです。また、シリアスな話なのに結構ずっと笑って観ていたので泣くほどの感動はありませんでした。正直ルルーシュの全力逆恨みが面白すぎる。「いやほぼ全部お前のせいだろ」みたいな。先日Twitterでやたら「ルルーシュ=リアクション芸人」というツイートが増えていましたが、まさにその通りだったな。しかも父を母の仇だと思ってたら両親共に頭おかしいし、妹は目見えるようになったし別にもうルルーシュが色々やる意味ないでしょ。という気持ち。
その後復活のルルーシュがあることを知り、すぐに観ました。俺が観たかったやつじゃん。

テレビ版の話ですが、タイトルに名前がある以上ルルーシュに焦点を当てた物語なはずなので、たしかにC.C.の行く末については別に描写しなくても良い部分だったかもしれません。でも、この話を書いた人はここまで考えていたと思っています。
その理由として、復活のルルーシュで最後にルルーシュがL.L.(エルツー)と名を変えることを決めることが挙げられます。
テキトーに決めた名前のイニシャルが偶然L・Lだったわけないですよね。どういう流れにせよこの物語のオチはこうすると決めて作った名前でしょう。多分。

そして復活のルルーシュが蛇足だと思う人が結構いらっしゃるようなので述べておきますと、蛇足派の方々はまずC.C.の気持ちを考えていただきたい。元々この物語で彼女は死ぬために色々頑張っているので、テレビ版最終話でルルーシュが覚悟を決めて報いを受けたのに生き返ったどうこうの話は一旦頭の隅に置いておくのが良い気がします。
俺は「復活のルルーシュ」においてC.C.が生き続けるのを選択したことで、やっとコードギアスという物語が完結できたのだと感じました。ルルーシュがL.L.を名乗ることに決めた時のカタルシスが凄くて泣いちゃった。「ルルーシュランペルージから取って、L.L.というのはどうだ?」って、名前を捨ててコード持ちとして永遠に生きることを決めたということで、つまり「一緒に生きよう」みたいな意味ですよね。そんなことを言ってくれる人は今までいたのでしょうか。C.C.も泣くわ。俺も泣いた。
それにL.L.はC.C.と一緒だとしても、永遠に生きるのは死とベクトルの違う辛さがあると思うし、やはりそれ相応の報いは受けてるんだと思うんですよね。
お互いに慰め合いながら永遠に生き続けることを選んだと思うと、それは結局ずっと続く罰ですし、死ぬよりももっと覚悟のいることなんじゃないでしょうか。

ここまでベタ褒めした俺が本当に蛇足だと思ったのは、エンディング後にちょっとだけある、誰かにギアスを与えようとするシーンです。
まあ、別にギアスあげたからって確実にコードを継承できるわけじゃないし、人助けのためにあげたのかもしれないけど、永劫の罪を背負う感出したくせにED後即反省してないようなそぶりを見せてきた気がしました。

総合的には復活を入れて良作。個人的にはかなり好きですが、人に薦めようという気持ちは湧かないくらいでした。

1996年にサンタさんからもらった手紙が出てきた

20年以上経つんですね。アーティファクトと言っても過言ではない。

現在引っ越しのために荷造りをしています。漫画だけで100サイズ(縦横高さ3辺の合計が100cm未満)のダンボールが10個以上埋まりました。
そしてしばらく触れていなかった本棚から、年代物の手紙達がいくつか出てきました。そのうち何通(何枚?)かは、サンタこと親からの手紙でした。基本的に「おとうさん おかあさんのいうことをよくきいてね」みたいな内容で、子どもの頃から洗脳教育を施されていたようです。許せねえ。

それはそれとして、古いものを見つけるとそれなりに感慨深くなります。侘び寂びですかね。違うか。
こういうものは容赦なく捨てていかないとダメだなとは思いますが、流石に人の心が残っていたのか引っ越し用のダンボールにつめてしまいました。この甘さが俺の断捨離能力を思いっきり下げていることを自覚しているんですが、どうにも‪捨てられない。捨てなければ。過去を断ち切れ。

ノスタルジーに接続する瞬間

たまにありますよね。見たり聞いたり嗅いだりした瞬間、脳のノスタルジー感情を司る部分と接続する現象。

20年近く前、姉が借りてきたCDだかMDで初めてポルノグラフィティのパレットという曲を聴いた時にノスタルジーを食らってしまったことをなんとなく覚えています。今でもたまに聴きます。心地良い悲しさが押し寄せてきてめちゃ気持ちいい。俺が感じているそれと一般的に言われているノスタルジーが同じものなのか分からないけども、俺はノスタルジーと呼んでいます。

リモコンを持っている時、親指をボタンの凹凸にザラザラと這わせる時にも、ノスタルジーに接続しました。驚いた。

凪のお暇9巻、お暇前の凪とお暇中の凪がシャツ一枚のバストアップで描かれた扉絵を見た時にも。

生温い日の夕方に吹くフワフワした風の匂いも。

あらゆるシーンにノスタルジー接続ポイントが隠れています。
匂いは記憶と密接な関係があるみたいな話を聞いたことがあるので(ソース不明)、特定の匂いで接続する人が多そうな気がします。

めちゃポエムみたいな文章になってしまったので中和します。

最近、粗大ゴミを捨てる時に貼る券を近所に大量購入しに行ったのですが、おじさんに「いっぱい出すんだねぇ😄」と言われて「えへへ♡」みたいな最悪の返事をしてしまいました。一瞬おじ×俺のイチャホモになっちゃった。

おわりです。